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[コメント] 主人公は僕だった(2006/米)

奇抜さを狙ったであろう設定が成功しているか、換言すれば、物語が論理的整合性を保持したまま観客に驚きを与えられているか、という点については意見が分かれるだろうが、私にとってはそんなことはどうでもよく、エマ・トンプソンマギー・ギレンホールが演じる陰と陽のヒロインの造型が実に魅力的で、それだけで映画を支ええていることに心を動かされた。
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