TVも旧作も知らないので素直にこの作品だけで楽しめた。ちょっとソフトフォーカスめいた色調がなんともドラマチック。コスナーは基本的に朴訥な風貌なので嫌味なくらい正義感溢れさせても邪魔にならずリアルなヒーローに俺には映った。で捜査官はチームプレイ。そういう仲間の良さみたいなニュアンスも見事に短時間でデパルマ監督は描きっていました。アンディ・ガルシアの適度な軽さと信頼感のバランスやコネリーの人生経験があるからこそ生まれる存在感は括弧良い。正義が眩しいのは悪があるからでデニーロが上手にサポートしてますが、ビリー・ドラゴの存在も大きい。女優がいなくてもちっとも退屈させない映画ってのは貴重。失い欠けた正義感をこの作品で取り戻せ！。