[コメント] オール・ザ・キングスメン(2006/独=米)
終始ジャック(ジュードロウ)の視点で描かれているため、様々なことが憶測の域を出ない。ままに、ラストの描かれ方も、(おそらくジャックと同様)不思議な感覚に襲われ、ただただ呆然と眺めることしかできなかった。。。それはそれでいい作品だと思う。ちなみにオリジナルは未見。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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僕(ジュード・ロウ)の視点から。。。
ショーン・ペンが演じたスタークという政治家は本当に政治家として悪い男だったのか。女癖が良くないことは隣にいて感じてはいたが、政治の質に関しては間違えていなかったのかもしれない。
ケイトが演じた幼馴染は、本当にスタークと寝たのか。そこに愛はなかったのか。彼女以外の誰にもわからない。
アンソニーが演じた、僕の親友であり、ケイトの兄でもあるアダムに悪意ある連絡したのは誰なのか。頭の中に数人の顔が浮かぶ。本当は誰だったのか。
スタークと初めて会った酒場で、彼は僕にウインクをしてきたのだろうか。その表情は今となっては窺い知れない。
そう、観客に与えられるスタークとその取巻きに関する全ての情報はジュードロウが演じたジャックが与えられるそれと変わらない。
だから、スタークを信じていたい気持ちと、真実との狭間で2人の傷から流れ出る血が混ざるシーンをただただ眺めることしかできなかったんだ。。。
本当の善悪は、当の本人たちにしかわからない。オリジナルとは違うのかもしれないが、リメイクされたこの作品からはそうした結末を、ジュードロウの表情の中から僕は読み取った。。。
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