[コメント] ブラッド・ダイヤモンド(2006/米)
紛争物はこんな風にまとめて欲しくない…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ダイヤモンドの利権に関して、こんな問題があることは知らなかった。 RUFという言葉も初めて知った。 アフリカでの紛争や状況で知っている事って、ほんの一握りで。 自分の現実とはかけ離れた現実で生きている人々がたくさんいることを改めて思わされた。
そういうことはたしかに伝わってきた。
でも。 なんというか、伝わり方が薄い。 衝撃や心にゴンとくるものが少ない。
それは「映画」らしかったからだと思う。 あれだけの銃撃の中を走り回って、ろくに怪我もせずに無事逃げ切ったり。 恋愛も少し絡ませてみたり。 親子は親子に無事に戻れて。 家族は皆無事に助かり、悪は倒される。
エンターテイメント映画であるならば。 そういった現実味のないアクションも恋愛も感動も大歓迎だけど。 こういう紛争や問題を扱う映画にはそれを求めたくない。 アフリカの悲しみも問題もスクリーンの中のことになってしまい、 リアリティーが薄れてしまう気がするから。
これだったら「ホテル・ルワンダ」を見たい。
でも、そんなことをおいておいても。 ディカプリオはいい俳優だなと思う。 「タイタニック」や「ロミオとジュリエット」のせいか、 一時期は顔ばっかりもてはやされてたみたいだけど。 基本的にこの人はいい役者さんだと思う。
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