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[コメント] 檸檬のころ(2007/日)

もし、個々の映画に“人格”があったとしたら この映画は、『我が人生に一片の悔い無し』といって、最期を迎えるだろう。
ありたかずひろ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







うまく表現できないが 『檸檬のころ』 という映画に "理想形" と

いうか "正解" というか "あるべき姿" のようなモノがあると仮定

すれば、限りなく満点に近い出来上りになっているのだと思う。

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(私的に)取り立てて感心する物語でもないし、音楽や撮影にも

飛び抜けて良い点は見つからない。

でもこう、高校生の(特に女性)気持ちって、こんなだろうなぁ

と自然で強く納得させられる115分だった。

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谷村美月がとにかくいい!

(申し訳無い この人の顔 特に“鼻の穴” がタイプなので贔屓目

 がある事は ご容赦願いたい)

辻本に連れられて行った夕景の山で、『友達発言』された時の

一連の表情には脱帽した。

あと田島ゆみかという女優さんもいい演技してた。

原作者・監督が女性だから? か 女性が活き活きしている感想。

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映画→原作→もういっかい映画 と見直して更によくなった。

原作を知っている方なら、より判っていただけるかと思うが

脚本がとてもじょうずに書ける監督さんなのだと感じた。

(評価:★4)

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