[コメント] 扉の影の秘密(1948/米)
宿屋で化粧鏡に向かうジョーン・ベネットのショットが極上。しかし凄いのは何とここだけ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハリウッドのラングはノアールの無茶を織り込みつつも穏やかに纏める性向がある訳で、それを踏まえつつ(時には割り引きつつ)こちらは愉しむことになるんだが、本作はこの傾向が度外れでいけない。微温的に過ぎる。
ニコラス・ケージみたいな怪しいマイケル・レッドグレイヴと寄りを戻して大団円、では詰まらん。扉の影の件は単発の面白さに留まりそれ以上がないし、スミレの精神分析は素人っぽ過ぎる。怪しい面々も生かし切れていない。シーン毎にはよくてもこれほど散漫だと観ていて辛い。
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