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[コメント] 神童(2006/日)

日本では珍しいクラシック音楽もの。といっても、大学浪人生と女子中学生の不思議な青春ものになっていながら、淡さもどっかに飛んでいってしまうぐらいの運命の牙までラストに用意してあり、単なる青春ものではなくなっているところがミソ。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ピアノは僕は思い入れがかなりあるので、音の違いまでうまく表現してあり感心した。

成海璃子は13歳と思えない堂々とした演技で大物の風格がある。松山ケンイチもこんな素朴な演技が出来、好感が持てる。うまい。

話としてはありえないほどの飛躍を観客に求められるが、それでも映画的躍動感は十分伺われる作品だ。

(評価:★4)

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