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[コメント] アポカリプト(2006/米)

生きるために逃げる。逃げる。逃げる。そして反撃。
deenity

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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マヤ文明の歴史映画で壮大な世界観と迫力。ストーリーも明確で、入り込んだら最後までノンストップで楽しめる作品。一切退屈することなく、白熱した展開を最初から最後まで満喫することができた。

自分たちの森で住みよい生活を送る一族。実際最初のくだらないやり取り辺りから結構好み。ゆったりとして、それでいて温かみのある部族なのだとイメージを擦り込ませた。後の侵略。戦闘シーンはかなりグロテスクに映される部分もあるが、そこが冒頭での伏線も相まって観客に恐れを抱かせる。捕獲された時にショックを受けたのはそこまでで観客の心を掴ませた証拠。やはりメル・ギブソンに史的映画を作らすといいんですかね。

それ以降も手に汗握るシーンの連続。生け贄や逃走。逃走直前のあの貴族の遊びみたいなシーンはいいですね。ガントレットって言うそうで。見てる自分が弓避けてしまった(笑) そして逃走。とにかく逃げる。このチェイスがまた面白い。どんどん敵を削っていきながら逃げる逃げる。並列の奥さんのシーンがより危機感を駆り立てる。

結論、壮大なアクションでありファンタジーでもあり、歴史映画で且つ家族愛まで感じることができる名作だった。

(評価:★4)

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