[コメント] 暗くなるまで待って(1967/米)
夫サムの行動に注目。ヘプバーン演じる妻のスージーに対して、全く普通に接している(盲目であることに変に気を使ったり、甘やかしたりしていない)。スージーが気丈夫であるのもそれ故だろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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というのも、ラストシーンを観たからだ(それまでは、「なんて冷たい夫なんだ〜ほとんどイジメやん」と思っていた)。ようやく恐怖を脱した妻に対して、手をさしのべることも、自分から抱きしめることもしない。
「僕はここにいるよ」
と呼びかけるだけで、スージーが自力で自分のところに来るのを待っているのだ。
このシーンを観た時、私はこの夫が(かなり)我慢していると感じた。愛するが故、鬼となる…本当は妻のことが心配で心配でたまらない、すぐにでも抱きしめたいと思っているに違いない、と…。
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