[コメント] トランスフォーマー(2007/米)
「人が乗れない(操縦できない)」だけでも大型ロボットものとしては相当なハンデなのに、迷走監督に任せちゃいけません。
本作では、ロボットは単なる道具ではなく、意思を持って行動する存在になっている。という事は、大型ロボットものの王道である「パイロットの成長物語」というロジックを一切使えない。となると描き方としては、人間は添え物になる「怪獣もの」のようなやり方がわかりやすい描き方になるかと思う。
しかし、本作はそこには行かない。人間にも一定のストーリーを持たせ、単純な構図から脱却しようとした。結果、ストーリーは迷走とご都合主義に溢れ、派手さはあっても重さはない何もかもが中途半端な特撮映画が出来上がった。
愛着ないなら撮るなって、こういう作品は。トランスフォーマーの世界であんなに人間がでしゃばってはだめでしょう。ロボットたちの話なんです、これは。
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