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[コメント] 卓球温泉(1998/日)

ネタとして2時間はきつかった。薄めて薄めてぬるま湯状態。体が冷えた。で、どうやってホットな話にするのか?を考えた
torinoshield

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







つまり話を過去からスタートしても良かったんじゃないだろうか、と思ったのだ。

20年前の独身時代の彼女と夫の温泉旅行から話は始まる。にぎやかな温泉街、二人で例の牧瀬の両親が経営する温泉宿に泊まって蟹江が混浴風呂で松坂にプロポーズ。まだ独身でいたいので悩む彼女。

そこに牧瀬と彼氏が子供として登場する。実はこの4人は卓球のラリー競争をこの時していたとか(しかも今では4人ともその事を忘れていて最後のラリーの途中で思い出すとか)結婚を迷っていた彼女に子供の牧瀬が説教するとか(これは現在の牧瀬と全く逆の考えになっているようにしたい)。ついでに温泉宿の長老から卓球の極意を聞いたりしてプロポーズを受ける決心をする松坂。宿のみんなに祝福をされる二人・・・。

と、ここで話は現在になり主婦業に疲れた彼女はラジオのDJの牧瀬に(あの温泉の子供とは知らずに)相談するも・・・としたい。

本編で思い出話として語られていた部分をそのまま前半に3,40分かけて再現してよかったのだ。問題があるとすれば松坂慶子と蟹江敬三の年齢をどうごまかすかぐらいだろうし。

現在の松坂が何故竜宮温泉に向かうのか、いきなり村興しを手伝うのか、の説明を省けるし何よりも見ているこちら側があの温泉街に思い入れが強くなるはずだ。そして二つのカップルへの思いもまた違う体感になったと思う。

こんなぬるい話を熱く語る俺。長湯は禁物

(評価:★2)

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