たぶん、冒頭で連れ去られる乗馬クラブの女の子にアブリル・ラヴィーンを起用するつもりだったんだろうけど、アブリル側がゴネたんだろうな。あの女の子の様子はアブリルそのものだもん。どうせ変更するなら別のタイプにすればいいのに、なんで中途半端に似せたんだろう。錯覚作戦？　当の本人はものすごく必要のない配役で意味もなく腐って終わったし。まあ・・女優じゃないから別にいいけど、中途半端に断るなら出なくていいのに。（←釣られた者の負け惜しみ）しかしあんなちょこっとのシーンでもすんごい可愛くて小憎らしい。

このアンドリュー・ラウ監督がどういう理由でこの映画を撮ることになったのか不思議。『インファナル・アフェア』をガチにみてないからあんまり言えないけど、この監督ならではの魅力は、この作品に関してはさほどないと思う。

クレア・デーンズは相変わらず無難すぎて良くない。まあ悪い。彼女の出演作は要注意しよう。(08/05/18 DVD)