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[コメント] 紳士協定(1947/米)

題名で紳士がいい女をめぐって何かを協定する話だと思ってた。 物語上のアイデアはユニークですが、 映画的には特に見るものなし。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自らがユダヤ人になってみて差別の実情を探る。というユニークアイデア。

フィル・スカイラー・グリーン改名→グリーンバーグ

「週刊スミス」正義の編集長ミニフィー。 フィルの反ユダヤ主義を糾弾する記事に賛成。

秘書の女性。ユダヤ系の名前では就職できず、名前を変えると就職できる アメリカ社会。

シナイ山病院のエイブラハム医師。

同僚アン、ファッション記事担当。パーティー開催、経費は会社。

息子トミーにまで 「ユダヤの血が入っていると言え」 結果、子どもまで差別。 「お前の父さんひげ男!」

恋人キャシー。故郷コネチカットは まだ古いしきたり。ユダヤ人と結婚なんて×。 大々的にパーティーしないのは、無難な人選の結果。

フルームホテル。客がユダヤと分かると、「部屋はありません。」

手記発表。

_______________

差別者を怒ることはできても、 傍観者を怒ることはできない。

1947年の作品。反共産主義のマッカーシズムの嵐の頃か? 反ユダヤとは関連があるのかな。 この映画では黒人差別は描かれていない。ユダヤ人は許せても 黒人はまだダメだったのかな。

(評価:★3)

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