[コメント] 石の微笑(2004/仏=独)
「技術の否定」のごとく語られもするヌーヴェルヴァーグ。しかし結局それはすぐれて技術的資質に富む者たちの運動であったということが、この映画を見ると思い知らされる。シャブロルによる映画的技術の博覧会。カメラワークひとつを取っても洗練された「普通さ」の内に不可解なまでの「狂暴さ」が秘められている。
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