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[コメント] デス・プルーフ in グラインドハウス(2007/米)

この時代に「あの時代」をやって、その上で「やってくれタ!」と讃えられるというのは、実は非常にレベルの高い仕事をしている事の証拠なのである。☆3.8点。
死ぬまでシネマ

日本では完全版を上映する為に各単体で独立上映となったという2作品だが、幸運な事にオレは<グラインドハウス>で2本続けて観る事が出来た。観ている時はロドリゲスの方が印象が良かったのだが、落ち着いて振り返ってみると、矢張タランティーノの方が色々な意味でレベルが高い事に気づいた。

脚本に於ける構成・台詞、撮影、役者の演出、どれもが非常に丁寧で繊細だ。これはブッ飛び監督が創った「やりたい事をやっている作品」ではない。明らかに観せる為に創られた魅せる映画である。そして、こよなく映画を愛する監督が映画を愛する観客の為に創った映画である。

キルビルではまだ鼻についた部分も、最早滑らかな仕上がりになっている。アクが強い監督が自分の趣味を繰り返すと飽きが来る事もあるのだが、それを感じさせないのは実は映画創りが洗練されてきているのではないかと思う。

※シネスケでの賞賛コメントにはオレ的には「??」なのもあったが、それでも尚結論が同じというのも凄いところだ。

(評価:★3)

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