[コメント] 題名のない子守唄(2006/伊)
全体像の見えそで見えなさで、観客の興味を最後まで惹くことが主眼のエンタメ作品。現実味や整合性はない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最後まで離さないもう一つの要因は、主人公の女性が子役(テア)に見せた、真情のこもったやりとりだろう。
私に子を持った経験がないのも事実だが、これが親子の情愛に起因する(主人公の誤解に基づくものではあるが)とは微塵も思わなかった。弱きもの、幼きもの、守るべきものへの一般的な情愛が発展したと理解したので、そうくくられて弱冠興醒めした。
だが最終的には親子という関係にこだわらない立ち位置に回帰したように思えたので、若干甘めに、80点。
(08/04/23記)
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