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[コメント] タロットカード殺人事件(2006/英=米)

ウディ・アレンが演出に専任する映画に秀作が多いと僕は気づいていたが、今回は図らずも主演も兼ねており、前作「マッチ・ポイント」のような集中力はやはりなかったように思う。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







スカーレット・ヨハンソンに期待していたのだが、少々太めになり始めているのか(バスタオルシーンは特にひどい)燃え上がる美貌、要するにスカーレットの魅力が半分も出されていない。

観客に対して何か彼女の魅力を出させるのを惜しむかのような演出は相変わらずアレンのせりふのエスプリに観客の注意を向けさせるが果たしていつまでもそれでいいのかどうか、、。

僕はアレンのせりふを100%無視していたスカーレットのぶっきらぼうの演技が気になっていたが、映画全体としてサスペンスにしては軽すぎるし、コメディーといってもアレンだから許される式の映画はもう正直退屈しかけている。アレン主演の映画はやはりもう見ないことにしようと思う。(と、言ってついつい見てしまう僕も悪いが、、)

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)浅草12階の幽霊

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