[コメント] セプテンバー・テープ(2004/米)
いかさまドキュメンタリーという手法がもたらす迫真感というのは確かに認めるけど、結局は逆効果って気もする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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カメラに向かって弾がとんできたりするのは、やっぱりびっくりするけど、そのびっくりは「事実だと思って見ているから」びっくりするのであって、だんだん見ていくうちに、これがどうもフィクションだとわかってくると、私の場合は「これはホントか?それとも作りか?」ということばかり意識することになってしまった。ふつう映画を観ている時って、撮影風景のことなんか考えないで見ているから楽しいんであって、本作みたいな作りは、たえず「どう撮影しているのか」を考える鑑賞となり、かえって醒めてしまうのです。カメラマンが撃たれて以降の終盤は、「今度は誰が撮ってんのよ」とそればかりを考えてましたよ…。それととにかく目が疲れます。
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