[コメント] アヴリルの恋(2006/仏)
童女のように無知な女を規律に隷属させ、自らの正義のしもべと為す女と、ゲイを自認して恥じず、妹に要らざる反骨精神を埋め込もうとする男。大抵は後者を理想的な人物として感情移入させるものだが、ジェラール・ユスターシュ・マチューは馬鹿に彼らを薄汚く撮る。その真意が見えない自分には、どうにも中途半端なルサンチマン映画としか見られなかった。
(水那岐)
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