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[コメント] アジアンタムブルー(2006/日)

後半は突如としてありきたりな病モノへと変貌してしまいますが、前半は乾いた地面に染入る雨水のように、自然と心に滲みてくる、爽やかで既視感アリな恋愛映画でした。2人の同棲生活は本当に楽しそう。クリスマスプレゼントのエピソードは野暮ったいけど。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







高身長で美男美女の2人を起用しているせいか、やたらと顔のアップと並んで歩くシーンが多いです。見ていて飽きないからいいのだけれど。

「手ぶら」でデートする2人は素直にカッコイイと思えてしまうのです。絵になる2人にとって、小道具はジャマなだけですから。

ただ、物語の展開、終わり方は余りにありきたりで辟易。こんな物語はもうお腹いっぱいなのです。

そうそう、劇中、成人向け雑誌のグラビアモデルの女性マネージャーが、撮影を拒んだモデルを「風呂に沈める」(風俗のソープ嬢にしてやった)と発言するシーンがありましたが、同じ話をそっくりそのまま芸能プロダクションに勤務する知人から聞かされていたので、「ままあることなんだなぁ」と。

(評価:★4)

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