個人的には『猟奇的な彼女』以来久々の韓国映画ヒットでした。劇場で観ればよかった。マンガ原作なだけあって非常にマンガチックなサクセスストーリーですが、整形というネガティブ？な題材をこれだけコミカルに描いているのは見事。

ブサイク役なんて演じる女優さんもかわいそうだな、などといらぬ心配をしたものの、後から本人（キム・アジュン）が特殊メイクで演じていたと知りビックリ。歌うシーンも吹き替えなしだそうで、なかなか今後が楽しみな女優さんです。

「したいことではなく、できることをやれ」確かに歌が下手なのに歌手を目指すのは、かなり無謀なことではあるけど、アミさんにはそれでも自分なりの道を目指してほしかったな。その辺が典型的な悪役どまりだったのが残念なところ。

…ともあれ、カンナさんは見た目が変わったこともあるけど、もともと歌の実力があったから成功できたんだと思うし、相変わらず整形自体にはポジティブな印象は持ててないけど、映画だからまあいいかという感じ。ま、人間なんて現金なものです。