[コメント] ロイ・ビーン(1972/米)
縛り首さえ名誉だ、という西部の男の正義の物語。男にはいつも永遠の憧れの女性がいるものだ、ともいう。原題は、そんな男の「人生とその時代(原題)」だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
モーリス・ジャールの音楽が良い。「ララのテーマ」ほどではないが、水準以上。コミカルな挿入曲「Marmalade,molasses and honey ( 歌:アンディ・ウィリアムス、アカデミーノミネート)」が楽しい。
全編風変わりな映画だが、まともなシーンもある。夕暮れ時、2人の荒野の散歩だ。何ということのない会話が続くが、余りに普通で、返って心に残る良いシーンだった。モーリスも「テキサスの黄色いバラ(愛の歌)」をスローで流している。
そういえば、映画で繰り返される、私自身昔持っていた、憧れの心とか単純な正義感とかは、どこへ置いて来たのだろう?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。