[コメント] 復讐鬼(1950/米)
刑務官と医師とエリート黒人の微妙な空気。不逞な白人兄弟とその情婦と慎ましい黒人一家。露骨な人種差別が呼び覚ます群衆暴動。ラジオからジャズが流れるアパートと流れづくどん詰まりとしての邸宅。すべてを動か(け)ないリチャード・ウィドマークが動かす妙。
シドニー・ポワチエは、デビュー作ですでに“生涯”の役割を担わされていたんですね。そういう意味では「時代」に要請された貴重かつラッキーな役者さんですね。
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