コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米)

主人公が静かにじわじわと観る者の心の中に染みこんできては、溢れ出す。その繰り返しはまるで、幾世紀もかけて地中に蓄積しては、湧き出すOILの様。
NOM

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







油井の採掘の如く、真偽を覗いつつも対象にアプローチし、自らの中へ取り込んでおきながら、最終的には自らそれを拒み、「終止符」を打っていく主人公。兄弟然り、聖職者しかり、神、子供にまでも。非常にコメントのし辛い作品ではあるが、道具立て、登場人物とそれらの演技者、音楽、映像、すべてに於いて極上の出来で、長時間に亘り気持ちが離れることのないのは、制作者の力量であろう。年数を於いて、再度鑑賞したい1本である。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。