[コメント] スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー(1970/スウェーデン)
大雑把な演出が物語の流れの悪さを増幅させている。ヒロインは確かに美少女ではあるが、女優として映画を支えるほどの器ではない。音楽のかけ方・音響のバランスもまずいのだが、テープレコーダの使い方とその後の静寂などはよい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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終盤、少年少女が退場して映画の性格ががらりと変わると、途端に面白くなる。少女の父親である眼鏡のおっさんが生じさせる緊張感にはただならぬものがあるし、ラストカットの徒労感に溢れた集団歩行もやけに面白い。
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