[コメント] ランジェ公爵夫人(2007/仏=伊)
時間軸に中タイトルをクサビとして打ち込むことで感情移入を排除することで「熱い話」を冷徹な客観視線で描ききる。そこに立ち表れるのは、パッションという動物的衝動が制度や宗教という人為的なカセをこじ開けんとあがく、何とも息苦しい倫理闘争としての恋愛。
(ぽんしゅう)
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