[コメント] カンフー・パンダ(2008/米)
なんだ?
この手の映画に目くじらを立てるのは大人げないのかもしれない。子どもが喜べば、それで良いのかもしれない。でも、どうしても言いたくなって・・・。
テーマはシンプルに「自分を信じよう」。そのテーマは理解できるし、アクションシーンにも切れがあって良かったとは思う。
でも思うのは、最近子どもに向けて発信されるものってそんなテーマばかり。そしてどうしても容れることができないのは積み重ねてもいないのに、それはないだろうということ。信じるべき「自分」とは積み重ねてきた過去と切り離されるべきものではない。僕としては流した汗にリアリティがなければ、「自分を信じよう」という価値あるメッセージにも相応の重みを感じとることなどできないし、僕の知る子どもたちに見せたいとも思えない。
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