[コメント] ハプニング(2008/米)
映像は悲惨だけど、心が感じる絶望的恐怖にはしていない。基本的にいつもの読み聞かせ絵本で、私は気軽に観れる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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何か得体の知れないものが突然現われて、自分や家族の命を奪っていく状況を想像してみて欲しい。何が怖いかって、誰かは助かって、誰かは助からないというようなことだと思う。予期していない生存競争に置かれて、運の強さや生への執着を試されるのは怖い。自分だけ「運悪く」死ぬのはすごく怖い。
本作は、全員が強制自殺させられるわけだから、それほど怖い話ではない。私はそう思う。自分にも周囲にも生存のチャンスが用意されてなくて、みんな揃って死ぬのなら、笑ってあきらめるしかない。なんというか、地球最後の日は、あんがい穏やかなんじゃないかと想像するのに似ている。
じゃあ、駄作なのかと問われると、そうとも言い切れない。突き抜けて恐怖の緩和してしまった設定は、恐怖映画を期待した人には、がっかりかもしれないが、M・ナイト・シャマランの映画として観る分には、外していないと思う。あいかわらず、安全な人だなーと思った。
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