[コメント] イントゥ・ザ・ワイルド(2007/米)
若者の純粋さなどに感動する映画では、断じて、ない。これは前世紀的思考の硬直から抜け出せなかった青年の悲劇的滑稽譚である。しかし彼の「イタさ」は我々の思考の各所にも未だに燻っている。そういった硬直した精神への批評性こそがこの映画の真の成果だ。
(ツベルクリン)
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