[コメント] エグザイル 絆(2006/香港)
男同士の親友が、「オマエってホント、どうしようもないバカだよなぁ〜(笑)」って言ってる感じが終始続くのが、この映画かと。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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好きな映画を10コあげよと言われれば、「男たちの挽歌」が必須になる 私にとって、この香港ノワールのニオイがぷんぷんする「エグザイル」は 絶対に観ようと思っていた映画でした。
そんな私を後押しするかのように、下高井戸シネマでレイトショーが決定。
もうギャング映画ってだけで、銃撃戦ってだけで、かんなりツボなんですが この映画には、男気、義理人情、友情がつまっておりました。
女があんまり出てこないっつーのも、ウルサくなくて良い。 でも女がオイシイ所をもっていく場面があったりして、ズルくてよろしい。
男同士の親友が、 「オマエってホント、どうしようもないバカだよなぁ〜(笑)」 って言ってる感じが終始続くのが、この映画かと。
いやしかし、場面場面はカッコえ〜、みたいなシーンが多々あり。
返還直前のマカオが舞台、っつーのもゴタゴタしてて良し。 引退直前のサラリーマンのような年配刑事の使い方も、時間の経過を 知るウマい小道具となっていてマル。
アンソニー・ウォンはとにかくカッコイイし、ハーモニカの使い方が 西部劇の始まりを彷彿とさせる音となっているのもグっときた。
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監督、ジョニー・トー。
この監督の「ザ・ミッション 非情の掟」もかなり香港ノワールしてる みたいだから、それも観なくてはだわ。
(4/14 下高井戸シネマ)
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