知識の少なさに加え、この映像から得られる情報量からすると。視点として1番近いのは農民たちだったような気がする。同じ思想を持つ人間や、彼の周囲の人間とは違い、何歩も引いた位置からの視点。

革命という言葉の持つ熱気や興奮よりも、飢えに苦しみ仲間を殺され、それでもなお戦う彼らに対して「なぜ、そこまで？」という気持ちの方が大きい。彼らの掲げる理想と自分の現実とが結び付けられない、どこか他人事のような気持ち。

文章で読むとなんてすごい人なんだろうと思え、彼の信念の強さ、考えに魅了されるのだけれども。

この映画の趣旨はそういった点にはないということか。

最後の無音のエンドロール、いったいまわりの人は何を考えていたんだろう？ 監督のメッセージは、どれほどの人に伝わったんだろうか？

もっと個人的な感想は↓

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