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[コメント] バンコック・デンジャラス(2008/米)

なんか見所の少ない映画。いまさらこういう役をしなくてもいいだろうに?ニコラス・ケイジ
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







なんか3つ目の仕事あたりから、もう無茶苦茶。だいたい、コンをなぜ弟子にするのか、その動機も伝わってこない。

クライマックスはもうほとんど別物映画。最後あそこでいくらでも方法が有ったと思うのに、なぜに自らあの選択をするんだ。

「ヘイ、コ〜ン」と呼ぶ部分が『海の上のピアニスト』をちょっと思い出したのと、コンの人柄が憎めない奴だったのが、わたしにとっての救い。

あと「耳の聞こえない女性」の部分が全くの蛇足。原作のタイ映画『レイン』では、「耳の聞こえないコン」を「プロの殺し屋ジョー」が暗殺者に育てるが、「健聴者の女性フォン」に出会い・・・という設定が随分入れ替わったみたいだ。原作映画がすごくみたくなったよ。

映画のキャッチコピー「暗殺成功率:99%、完全無欠の暗殺者ジョー、唯一のミスが人生を狂わせていく。」を元に、劇場のトイレに貼ってあったパロディ・・・

「命中率:100% 、完全無欠のトイレ利用者、一滴のミスも許されない。」

これに負けてるぞ、この映画。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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