[コメント] サガン -悲しみよ こんにちは-(2008/仏) - 更新順 (1/1) -
理性が衰滅するほどに演技という理性が開示され、破滅したはずなのに回顧はやれる幽霊譚のように分裂した調子に、貧相の娘が伸していく軽業的な絵が然るべき構造を見出し到達する。 (disjunctive) | [投票] | |
丹念に丁寧に描いている。抑えた音楽も情感あふれる。常に愛する人に囲まれながらも、何時も“孤独”と向き合っていた彼女。その“孤独”をメインにして全編ぶれなかったのが作品がまとまった要因か。シルヴィー・テステューの熱演と共にラストに深い感動あり。 (KEI) | [投票] |