[コメント] それでも恋するバルセロナ(2008/スペイン=米)
恋愛主義に潜む快楽原理を、風刺はしつつも貶めはしない。味わい深いのに軽量な作品。
予告編じゃ、ビッキーは途中から消えちゃうのかと思ってたけど、ちゃんと最後まで話しに絡む、というかむしろクリスティーナより主人公なのね。
この撮影現場に、実はカメラのこっち側にはアレンがいて、静かにdirectingしてるだけ、なんて考えられねーなあ、とか思いながら見ていたのですけど、ペネロペが出てくるあたりからそんなことすっかり忘れてしまって、アルモドバル作品でも見てるような気になってました。円熟、とはこれか。
75/100
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