[コメント] ノウイング(2009/米)
成果主義がはびこる世の中ですが、過程を見てあげましょうよ。過程を。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オチはもう仕方ありませんね。 人類滅亡!・・・か?・・・っていうテーマに、 もはや新鮮なオチなど望むほうが悪いのかもしれません。
ニコラス・ケイジは、近作『NEXT』でも 今回と同じ未来予知からの救済に挑んでいましたが、 『NEXT』に比べれば本作品のオチはよっぽどマシでした。
新鮮ではないものの、えーっ!とか台無し!とか・・・ そこまでは感じさせないので、近年のハリウッド作品のなかでは、 まあいいんじゃないでしょうか。
本作品ではニコラス・ケイジが良かったと思います。 いい男ではあるんだけど、ちょっと「困り顔」の彼にとって 今回の父親役は似合っていましたね。
それと、主人公がMITの教授であるということって、 アメリカ人にとって説得力を持たせる設定なんだろうなあ、なんて感じました。 もう少し偏執狂的であったなら、 乱数表から意味を見出すことにも、より違和感を感じなかったかもしれません。
それでも、中だるみも少なく、 全編を通してスリリングなムードが持続していたので、 楽しんで見ることができました。
ごくごく標準的な娯楽作品だと思いますが、 今後この類の「未来予知モノ」の対照基準となる作品だと考えると、 相対評価で「4」をつけても良いのではないかと思います。
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