[コメント] 男と女の不都合な真実(2009/米)
フォーマットムービーゆえの軽口三文映画以上ではないが主演二人には好感が持てるSO-SO作品
俗にいう“セックス・アン・ザ”系ムービーといった、女性に向けられた軽口流行作品であり、それ以上何も語る必要はない後味無味な現代のプログラム・ピクチャーである。それでも主演二人の演技には安定したものがあり、強いて言えばジェラルド・バトラーがもっと活発であってもいいと思うが、決して積極的に堕してはいない頑張った映画であった。付き合って間もないカップルが、軽いノリで見に行くと確実にムズムズする感じにはなるであろうし、そうした意味では狙いはまずまずといったところではないだろうか。オススメするもしないもどうでもいいやという感じだが、しかし、これはやはりチケット単価の安いアメリカだからこそ成立する映画だろう。日本で1800円もはらって見るだけの価値があるとは思えない。それも映画がトレンドに左右される一面をうかがわせてどうでもいいや。
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