[コメント] あなたと私の合い言葉 さようなら、今日は(1959/日)
これって真面目に観ちゃいけないのね。だって、若尾文子サンがなんだか可哀想。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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佐分利信演じる父親、私は好きじゃない、っていうか、ハッキリと嫌いだ。若尾文子がお見合いだっていうのに、口先では「早く行け」と言っておいて、「具合が悪い」だ「湯たんぽを用意しろ」だ、そのわざとらしさに反吐が出る。見合いに行く事の是非はともかく、親なんだから気持ちよく送り出してはやれないものか。
さらには、若尾に自立を促したのだって、野添ひとみと川口浩夫妻があの家に転がり込んでくるのを見越しての事でしょう。それがなかったら、「アメリカに行ってもいい」なんて言うかしら。結局、自分にとって都合のいい事しか考えていないみたい。
若尾さんは結局一人ぼっち。菅原謙二を好きだった事は明らかで、でも京マチ子に取られちゃって、二人の結婚を知った時のショックな表情が悲しかった。菅原謙二も情け無いよ。若尾文子が「お父さんを一人にはできない」と言った時、何とか出来ないか考えるくらいすればいいのに。
出てくる男がみんな情けなくて。
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