[コメント] 大曽根家の朝(1946/日)
軍人の義弟の描きが軽薄すぎる。戦後、この作品が封切りされた当時は、それに気持ち良く浸れたのだろうけど、後の時代においては通用しない一方的な描き方しかされていない楽しめない作品。ただ当時、木下監督がこの作品を撮った心情に関しては、のちのセンチメンタリズムな作品を撮るに当たり、ひとつの通過点として必要であったのは十分にわかる。
(入江たか男)
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