[コメント] 心の日月(1954/日)
ケータイのない時代には、デートの待ち合わせをするだけで一本の映画ができてしまうのだね。なんて同情できるか!いくら不便とはいえ、もう少し努力せい!と言いたい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
田舎から着の身着のまま出てきたわりに3日ぐらいで都会に溶け込んでしまう器用な文子タン。
前途洋々な青年社長よりも待ち合わせ一つロクにできない学生風情を選ぶ文子タン。
実質的には2点レベルな作品だけど、文子たんの最後の笑顔を見ただけで1点アップさせたくなる。社長の懐の深さにも乾杯!
ちなみに若尾は翌年の『薔薇いくたびか』でも男女が会えずヤキモキさせる系の似たような作品に出ており、こっちの方がオススメ。
以下に麗子が街を彷徨する場面で使われた多重露出で映されたネオンを箇条書きしてみる。
森永チョコレート
カゴメソース
オーシャン(?)
パインミシン(現・シンガー日鋼)
パラエース(有機塩素剤?)
ポンジュウス(違うかも)
大関
明治クリームキャラメル
ニュートーキョー
平和生命(現・マスミューチュアル生命保険)
東京建物
三輪自動車(?)
高島屋
熱海富士屋ホテル(1999年廃業)
BEER HALL
ニッポンビール(現・サッポロビール)
雪印
強盗岩本照周(←気になるw)
金楽(焼肉屋?)
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