[コメント] なくもんか(2009/日)
クドカンの迫力が伝わるドラマですね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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感心するのは宮藤官九郎さんの脚本です。
彼はこのパターンで時代を作り出しましたね。
これすごいことだと思います。
水田伸生監督ものとしては『舞妓Haaaan!!!』も大変よくできていた作品ですが、『少年メリケンサック』などは私としては大変面白く見る機会に恵まれまして、その才能を感じています。
ステレオタイプとでも申しましょうか、これまでのオーソドックスな映画のあり方を彼独特の発想で時代を突き動かしていますよね。
怖いほどの才能です。
まったくハチャメチャな展開に見せながら、緻密にひとつにつながるストーリー展開。
あほらしいいと思ったら、彼の作品を楽しむことはできませんね。
この作品で最も飛躍した人物は竹内結子さんでしょう。
この飛躍力には脱帽です。
兄弟愛とかいうものを演出しようとする正統派的な展開よりも、横道のそれる飛躍力が彼の力強さのような気がしました。
2010/05/31 自宅
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