[コメント] ONE PIECE FILM STRONG WORLD(2009/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
原作者が総指揮とのことで、今回はかなり期待していたのですが、 結局は、原作の演出をところどころ切り取ってきて集めたツギハギ映画の印象。 普通に楽しめましたが、やはり期待が大きすぎた…。
まあ原作への思い入れが強いので、細かい事に文句をつけはじめるとキリがないのですが、個人的に 「おいおい、ここだけはキッチリ締めてくれよ!」ってシーンを1つだけ。
シキの城に乗り込み、大広間でルフィとシキが対峙。 クライマックスの火蓋を切って落とす重要なシーンのはずなのだが、 なぜかこの期に及んで互いの言い分を問答し始める。なんだこの退屈な舌戦は…。 挙句、ルフィの決め台詞が…
「俺たちが本隊だ!」
…本隊?
シキが無謀なルフィを「特攻隊」って揶揄したから?
いやー野暮だなぁ…。野暮でしょこれは。
あのルフィが、堅苦しいフォーマルスーツに身を包んで、頭数埋めるためのバズーカを脇に抱えているだけでも異常事態。
なのに中途半端に洒落たレスポンスまでお見舞いしちゃったわけです。
こんなに隅々まで気がきくルフィは嫌だ。 「らしく」ないったらありゃしない!
いいかい、シキに対する観客の怒りはとっくにピークなんだよ! 今更あれこれ問答して、事実関係を整理したり、敵を言い負かせたいなんて思っちゃいないんだ!
圧倒的に不利な戦況をものともせず、「無言」でシキに詰め寄っていくような、 そんな巨大なルフィが見たいんだよ!!
「おれおまえきらいぶっとばす」
おれたちのあらゆる無念を拳に乗せて原始的にすっとばしてしまうのがルフィという男だ!
短絡的・直感的・感情的に突っ込んで行くある種の正しさを思い出したくて、 おれはルフィに会いに行ったんだ!!
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でもラストのギアセカンドの描写がカッコ良かったので星4
(評価:)
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