[コメント] インビクタス 負けざる者たち(2009/米)
個人的には「あ〜、賞獲り狙いの映画だな〜」という先入観で観たのは確か。ところが、思った以上に爽やかな気分になったのは、嬉しい誤算。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「サンシティ」という歌が、'80年代の中ごろに出た。いわゆる「We Are The World」などと同じ「エイドもの」の一つで、スプリングスティーンやパット・ベネターとかが参加して、南アフリカにある「白人専用の保養地」か何かの名前をタイトルにし、アパルトヘイトに反対するアーティスト、とかの長いアーティスト名がついていたはず。日本ではほとんど知られていないかもしれない。
その後、南アのニュースを見るたびに、僕は「サンシティ」の歌を思い出した。その後、アパルトヘイト制度廃止とかのニュースをみても。
あまり南アフリカの情勢がどうなっているのか、詳しくは知らなかったが、「サンシティ」からたった10年で、歴史って変わるもんなんだなって事がよく判り、羨ましかったりもする。もちろん今でも問題は山積みなんだという事はもちろんだが。
これから、南アフリカのニュースを見て思い出すのは、「サンシティ」ではなく『インビクタス』になるんだろうな。今年のサッカーのワールドカップの開催国だが、ひょっとすると、ひょっとするかも。
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