[コメント] 第9地区(2009/米=ニュージーランド)
新しいエイリアンですね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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しかし「エビ」とはねー、まさか「エビ」とは参りました。
粗暴で野蛮な「エビ」。これが導入部のこの映画のうまい見せ方ですね。
「エビ」ですよー「エビ」。
もうえび天を食べられませんよこれじゃぁ。
でもですね、やはりエイリアンであるという点で、過去のどの映画とも比べられない新しさがありました。
なんというか「目を覆いたくなる」ような映画でしょ。
人間が感染してエイリアン化するとか、醜いエイリアンとか、過去の映画でも同様のコンセプトはあったのですが、この映画は「エビ」の見方が徐々に最後に向かって変化するところがすごいと思います。
目を覆いたくなる「エビ」が愛しくなりますね。最後。
こんな展開を予想できたでしょうか?
20年もかけて宇宙船を作り直しするなんて、尋常じゃありませんよ。
それにエイリアンなので、銃とかですぐ死んじゃうし、結構弱弱しいんですよね。
そんな弱くて醜いエイリアンが間違ってさまよいこんだ地球。
それは、逆に人間がほかの惑星でこれから体験するかもしれない現実かもしれませんよね。
主人公が最後、エイリアンそのものに変身してすっかり姿形を変えてしまっても、見る側はそれを複雑な心境でながめてしまいますね。
こんな映画これまでなかった。
新しいエイリアン映画として評価してあげたいものですね。
あー怖かった!
2010/10/24 自宅
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