[コメント] クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010/日)
クレしん映画を劇場で観るのは『カスカベボーイズ』以来、6年ぶり。これでいい!と思いつつも、この「メッセージ」は絶対必要だったのにと思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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未来の自分たちの姿に絶句する春日部防衛隊の姿。実は「花嫁」うんぬんよりも、この映画の大切な所は、「未来の姿」だとおもう。実際、タミコとしんちゃんのやりとりよりも、マサオ君が「こんなの、ボクの未来じゃない〜〜っ!」というセリフの、なんと悲しかった事。
だから、大人しんのすけが、5歳のしんちゃんに向かって「未来はキミのものだ」と言っていたが、個人的に欲しかったセリフは、「今いるこの世界は、キミたちの未来のひとつだ。だからキミたち次第で、未来はどうにでも変わる。明るい未来を信じてがんばれ!」と、大人5人組が、子どもたちに向かって、「メッセージ」を伝えて欲しい。
「大きくなっても、子どものままでいたい」→「オラ、やっぱ大人になりたい!」という「成長」がテーマだとしたら、「結婚」「花嫁」というキーワードがやや邪魔に感じる。「花嫁希望軍団?」(だっけ?)もキツい。タミコというキャラは魅力的ではなかった。それでも「しんちゃん」に「花嫁」という存在が出してあげたのは、ちょっとうれしい。できれば、臼井先生に、成長した5人と、花嫁の手をとるしんちゃん(できれば結婚式を挙げてほしかった。)の姿を見せてあげたい。
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