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[コメント] クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010/日)

クレしん映画を劇場で観るのは『カスカベボーイズ』以来、6年ぶり。これでいい!と思いつつも、この「メッセージ」は絶対必要だったのにと思う。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







未来の自分たちの姿に絶句する春日部防衛隊の姿。実は「花嫁」うんぬんよりも、この映画の大切な所は、「未来の姿」だとおもう。実際、タミコとしんちゃんのやりとりよりも、マサオ君が「こんなの、ボクの未来じゃない〜〜っ!」というセリフの、なんと悲しかった事。

だから、大人しんのすけが、5歳のしんちゃんに向かって「未来はキミのものだ」と言っていたが、個人的に欲しかったセリフは、「今いるこの世界は、キミたちの未来のひとつだ。だからキミたち次第で、未来はどうにでも変わる。明るい未来を信じてがんばれ!」と、大人5人組が、子どもたちに向かって、「メッセージ」を伝えて欲しい。

「大きくなっても、子どものままでいたい」→「オラ、やっぱ大人になりたい!」という「成長」がテーマだとしたら、「結婚」「花嫁」というキーワードがやや邪魔に感じる。「花嫁希望軍団?」(だっけ?)もキツい。タミコというキャラは魅力的ではなかった。それでも「しんちゃん」に「花嫁」という存在が出してあげたのは、ちょっとうれしい。できれば、臼井先生に、成長した5人と、花嫁の手をとるしんちゃん(できれば結婚式を挙げてほしかった。)の姿を見せてあげたい。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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