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[コメント] ザ・ウォーカー(2010/米)

「聖書のせいで世界が滅んだ」という設定には諸手を挙げて賛成する。信仰のためなら人を殺めてもよいという思想は危険過ぎる。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







信仰を持って西を目指して歩くイーライ。

聖書を運ぶために、その使命のためなら人を殺すことも辞さない。

神への信仰を持ったものが、聖書を守るために人を殺し、物を奪う。

そしてまた戦争の火種となった聖書・信仰を再出版する。

きっとまた起こるよ、宗教を利用した者による宗教を理由にした戦争が。

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物語が進むにつれて彩度を持ってくる画面。

聖書が点字で書かれており、カーネギーにはそれを読むことができないという展開。

その2点のみ評価。

イーライがやたらと聴覚が優れていたり嗅覚が鋭かったりしたのは全盲だったからか、と納得させられる伏線もあり。

ただ、聖書は説いて周る者が携える物であり、死守するものではないし運ぶまでは内緒にしなくてはならないものでもない。

これだから宗教色が濃い作品は「怖い」

(評価:★3)

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