[コメント] カジュアリティーズ(1989/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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私はベトナム戦争を肯定出来ないけど、共産主義者が東南アジアに勢力を伸ばさなかったという事実において否定はしない。
アメリカ兵がいろいろな事をやった事は世界中に当時に報道されている訳です。が、基本的に映画の最初で描かれているようにアメリカ軍はもともと娼婦の女性を現地調達するのが普通でした。他の例だと日本軍は有名ですが従軍慰安婦というのがあって、基本的に娼婦の女性を連れてきたということです。まあそうじゃないケースを描きたかったんだろうから、それはそれで興味を持って観れました。最後に牧師の兵士のところへ行ったら変化が起こるなんていうのは欧米の映画らしい。
ただアメリカ軍がなにか特別酷い軍隊であるような風に感じるのは間違いで、戦場においてはソ連軍のほうがよっぽど酷いマナーを持っていたことはシベリア抑留や、日本の女性が虐待されたことから明らか。他にももっと残虐な軍隊が一杯あることを忘れないで下さい。アメリカという国はこういう映画を作れる自由がある国だからこそ出来たということは忘れて欲しく無いです。アメリカに対して加害者の割に被害者みたいに振舞ってるという批判はこの場合あって当然ですけどね。
アメリカが正義では無いという映画はベトナム”では”可能ということで、いろいろ作られてるが、逆にベトコンの捕虜になったアメリカ人というのはどういうものだったのか?とかそんなことが頭に浮かびました。共産主義による破壊と暴力と虐待の映画は未だに出ないなあ・・・・・・・プーチンも強権主義のソ連ロマン派だからどうしようも無いな。 江と金なんて現在進行形で虐殺中だしなあ。
ちなみに現在の日本では・・・・米軍の在留している地域で事件が起きるというのは良く言われているが、私は基地の近くの場所に2年ほど今に至るまで住んでいるが、空軍機の爆音(これは凄まじい)以外の被害は今のところ無いです。米軍関係者によって誰かが被害にあったというのも聞いた事は無いです。沖縄に住まわれている方には信じ難いかな?
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