[コメント] ソルト(2010/米)
迫力はあったし、話も捻りに捻られているのだが、そのわりに意外性がない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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リーヴ・シュレイバーというキャスティング自体がネタバレだよ。なんかあるよなと絶対思わせられる。むしろ彼みたいなキャラクターは<何も起こらない>ことの方が意外だったりする。
特殊でSFチックな秘密破壊兵器を駆使したりしないし、マシンガンや手榴弾の物量攻撃で敵をなぎ倒して前へ進む(といったシーンも少しあったが)のではなしに、機転を利かせてそのあたりにある物を組み合わせて突破していく、という展開は面白い。消火器に仕掛けた爆弾でCIAの基地を脱け出したり、両手に手錠を掛けられた状態で(その鎖と自分の体重を利用し)シュレイバーを殺したりするところとか。伏線とかも張ってないから展開が読めるわけではないんだけど、そういう意味では一番意外性のないのがテッド(シュレイバー)が正体を現すところだ。職位も低そうだし、職務もなさそうなのに大統領官邸の地下執務室へ一緒に降りていくのが、十二分に変だったけど。
あとアンジェリーナ・ジョリーも悪くなかったが、ソルトの役はいかにも頑丈で強靭そうな女優さんより、華奢でか弱い感じの方がよくなかったか。アン・ハサウェイとか。ジョリーは『ソルト2』もやる気満々という感じだったけど(この人、キャリアのためにたまにはこういう映画にも出る、というのじゃなくて、本質的にこういうの好きなんだろうね)。
75/100(10/09/19記)
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