[コメント] オルエットの方へ(1969/仏)
カラーであることで、過去作品にない海辺に遊ぶ少女たちの瑞々しさを強調する演出の新鮮さがあるが、如何せん冒頭の即興演技30分の退屈に音を上げさせられる。作品的にも無邪気なふわふわ気分の娘たちの行動より、自分はエモーションに激しい揺さぶりをかける映画こそを見たいのだ。結局印象派絵画のように、ヌーヴェルヴァーグとは映画の「見せかけ」を
崩したに過ぎないのか。
(水那岐)
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