[コメント] ヘヴンズ ストーリー(2010/日)
海島(村上)やトモキ(長谷川)の「絶望」や「憎しみ」が形而下で語られる前半は圧倒的にスリリングなのだが、ミツオ (忍成)と響子(山崎ハコ)の物語を経て、復讐譚あたりで息切れし、サト(寉岡)をお決りの形而上的無責任さに逃げ込ませたのには拍子抜け。
前半、4点。後半2点。
ついでに言えば、エンディングに流れる歌の歌詞がひど過ぎで、1点。
言葉の選択が詩になっておらず、映画で語りきれなかった心情を補完する為のただの言い訳に聴こえる。誰が書いているのかと思って注意深くクレジットを見ていると、なんと瀬々監督本人。
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