[コメント] その街のこども 劇場版(2010/日)
たまたま、某ラジオ番組の「震災特集」の中で、「この映画」を取り上げていたのを聞いたのがきっかけで鑑賞(名古屋です)。たしかに「ドラマ」なつくりだけど、しっかり「映画」になっていました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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どちらかといえば「震災とは!」というようなマクロな問題ではなく、そこにいた人々のパーソナルな問題。千人いたら、千人の一人一人に千通りの物語がある。
今まで、「地震とは?」「命とは?」という視点での報道がほとんどだった、いやそういうものしか届いていなかったと思うから、なんだか、今回の映画のありかたが、ものすごく「新鮮」に感じている。
それでいて、頭にくるかもしれないけど、津田寛治の台詞に「それが現実」なんだなと、納得させられてしまう。愛知県に住んでいて、「いつ東海地震が来るか」なんていわれているにもかかわらず。
森山もサトエリもたった二人だけなのに、がんばってました。ただ「新神戸から三宮まで、歩けますか?」ってのは、神戸に暮らしたことのある人の言葉とは思えない。
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